- 1 はじめに
- 2 機能紹介
- 3-1 利用方法(認証)
- 3-2 利用方法(基本機能)
- 3-3 利用方法(チャット設定)
- 3-4 利用方法(チャット登録)
- 3-5 利用方法(CHAT-HUBアプリ)
- 3-6 利用方法(HUB設定)
- 3-7 利用方法(プロフィール)
- 3-8 利用方法(操作履歴)
- 5 その他
Microsoft Teamsチャット設定方法

1 前提条件について
2 マイクロソフトの Azure ポータルに移動します。
3 アプリの登録
Azureポータルの「Azure Active Directory」画面が表示されたことを確認し、左メニューの「アプリの登録」を選択します。

「アプリの登録」画面が表示されたことを確認し、画面上部の「+新規登録」を選択します。

「アプリケーションの登録」画面が表示されたことを確認します。
「名前」欄のテキストフォームに任意のアプリケーション表示名(例:CHAT-HUB連携用)を入力します。
その他の部分は初期設定の状態で、画面下部の「登録」ボタンを選択します。

アプリケーションが登録され、対象のアプリケーション情報画面が表示されます。
登録が成功したかどうかは、画面右上の通知マークから確認することができます。
また、以降のデータ登録で必要となるため、表示されたデータの「アプリケーション(クライアント)ID」と「ディレクトリ(テナント)ID」の部分を控えておきます。

4. アプリの設定
対象のアプリケーション情報画面より、左メニューの「認証」を選択します。

「認証」画面が表示されたことを確認し、「パブリック クライアント フローを許可する」欄で、「次のモバイルとデスクトップのフローを有効にする」を「はい」を選択します。
「はい」が選択されていることを確認したら、画面上部の「保存」ボタンを選択します。

次に、左メニューの「証明書とシークレット」を選択します。
「証明書とシークレット」画面が表示されたことを確認し、「+新しいクライアントシークレット」を選択します。

「クライアントシークレットの追加」画面が表示されるため、「説明」欄と「有効期限」欄に任意の値(例:CHAT-HUB連携用、推奨: 6か月)を設定し、「追加」ボタンを選択します。

クライアントシークレット一覧に追加したデータが表示されることを確認します。
表示されたデータの「値」の部分を控えておきます。
この値は以降でデータ登録をする際に、「クライアントシークレット」として必要となります。

次に、左メニューの「APIのアクセス許可」を選択します。

「APIのアクセス許可」画面が表示されたことを確認し、「+アクセス許可の追加」を選択します。

「APIアクセス許可の要求」画面にて、「Microsoft Graph」APIを選択します。

「Microsoft Graph」APIが選択されたことを確認し、「委任されたアクセス許可」を選択します。

APIの一覧が表示されるため、以下のAPIのチェックボタンにチェックを入れ、「アクセス許可の追加」ボタンを選択します。
※チャンネル内のチャットの取得/送信、およびメッセージ内の添付ファイルの取得に必要となります。
- Directory.AccessAsUser.All
- Directory.Read.All
- Directory.ReadWrite.All
- Files.Read
- Files.Read.All
- Group.Read.All
- Group.ReadWrite.All
- GroupMember.Read.All
- Sites.Read.All

同様に「APIアクセス許可の要求」画面にて、「Microsoft Graph」APIを選択し、「アプリケーションの許可」を選択します。

APIの一覧が表示されるため、以下のAPIのチェックボタンにチェックを入れ、「アクセス許可の追加」ボタンを選択します。
- Directory.Read.All
- Directory.ReadWrite.All
- Group.Read.All
- Group.ReadWrite.All
- GroupMember.Read.All

選択したAPIが構成されたアクセス許可のAPI一覧表に表示されていることを確認します。
「{組織名}に管理者の同意を与えます」を選択します。

「管理者の同意の確認を与えます。」欄について「はい」を選択します。

構成されたアクセス許可のAPI一覧表に表示されているAPIの状態がすべてグリーンになっていることを確認します。

5 CHAT-HUBのアプリ登録
アプリ登録画面「+」ボタンをクリックし、Teamsを選択します。

セクション4(アプリの設定)で設定した「クライアントID」と「テナントID」「クライアントシークレット」を設定します。
- 「クライアントID」:「クライアントID」
- 「テナントID」:「テナントID」
- 「クライアントシークレット」:「クライアントシークレット」
- 「連携用ユーザID」:アプリ登録したユーザのメールアドレス
- 「連携用ユーザパスワード」:アプリ登録したユーザのパスワード

連携ステータスが「OK」となれば正常に登録が完了となります。

以上がTeamsのチャット設定手順となります。